2018年11月20日

 朗読にはまった

チューブに「朗読」がある事を知ったのは五日まえ。
いや〜面白いのなんのってありゃしない。
急にこの家に図書館が歩いて来たようなもんだ。
平岩弓枝、松本清張、山本周五郎、浅田次郎、藤沢周平 県立図書館でも
こんなに読んだ事はない、平岩弓枝などは手にとったこともない
読んで見ると山本周五郎より軽くて聞き飛ばすのに丁度心地よい。
午後一番、昼食を食べた後、明日の朝までもうだれも来ない。
このゆったりした時間、「遠野物語」を聞く、教科書では知っていたが
この明治の原文を読んだ事も無かった。
きっとこの越後の”座敷童子”が導いてくれたのだろうか
午前中は清張の”顔”を聞く 主人公と犯人が東京と九州の中間
「京都で」待ち合わせ、清張さんも「比叡山」「知恩院」を登場させる。
いかにも小説。ちょっと彼と知的レベルが一致したと安心する。
そしてやがて オリンピックの選手と競走したようなもの、アッと言う間に
先へ行ってしまう。やはりプロの作家だ。
先年漫才師が芥川賞を取った「花火」か「火花」か分らない
自分の体験談の範囲を書いたと分る。プロとアマの差は
いかに作家のフィクションの世界に読者を泳がせるか
という事。
藤沢周平さんなどは一瞬で 出羽 海坂藩につれてって
くれる。海坂藩は山形県の日本海に面した街「酒田」がモデル
鎌倉などとは違った荒波の音が聞こえる 世間に忘れられた「藩」
がいい。築地の陰から現れる 頃は十八 いろ白の武家娘
まるでいま通って来る病院の訪問リハビリの娘、二十三、
雪深い越後の田舎の農家 まるで藤沢さんの世界にピッタリだ
私は朗読の世界、江戸時代に遊ぶ 今日の午後
ここに書いた作家ははずれがない。



posted by 花蓮 at 10:49| Comment(0) | 日記

2018年11月19日

 日本語と「すだく」

また「すだく」について くどくど と書こう

たぶん 「すだく」のような言い回しは英語、中国語、ハングル
には無いだろう、もと妻(中国人)に聞いて見よう
”群がる”は人間に使わず動物、虫に使う
英語には「虫が鳴く」という表現は無い
クライ=人が泣く、泣く鳴く、哭く、啼く=うぐいすなど
美しい鳥の声。
山本周五郎、藤沢周平、などに掛かると太平の穏やかな
江戸時代の情景が春霞のようにえがきだされる。
江戸”単語の”魔法だ。
すだく=ギャザー 虫も人間も一緒 
楽天、やユニクロは社内公用語が英語と聞く。だけど
日本語を廃する損失も多いだろう。
あと五十年もすればわかる。
残りの人生 もう少し日本語に戯れよう
posted by 花蓮 at 10:27| Comment(0) | 日記

2018年11月17日

 すだく虫の音に〜〜

秋の夜はふけて すだく虫の音に〜
この”すだく”が気になってならない
小説家を目指した私としては たいていの日本語は知ってるつもりだった。
ある日大橋節夫の「幸せはここに」という曲を聞いた。
すだく虫の音に〜という文句があった。
初めて聞く単語だった
辞書を引いた 虫の音と共に使うと書いてある。
じゃ 俺が教養がなかっただけなのか。
今日 「鬼平犯科帳の朗読」を聞いていた
池波正太郎の小説である。布団に寝っころがってここち良かった。
その中で「すだく 虫の音が」と朗読の音がその言葉を喋った。
ピクッとわたしの私の耳が反応した
直ぐに跳ね起きてフリーズボタンを押した。
初めて使用例を聞いた。たぶん何十年で初めてのことだった。
まだまだ日本語は奥が深い。
<岩波国語辞典> すだく;あつまる、むらがる。

posted by 花蓮 at 19:12| Comment(0) | 日記