2020年02月18日

 鎌倉幻視にまだ戻りません 

もうひとり好きな女が居たのです
その人の名は大村由紀子
私が昨日午前の診察を終えて彼女のいるデイに行った
外は雪だったがドアが開くとそこには季節はずれの
ひまわりが咲いていた
むかしソフィァローレン・マルチェロマストロヤン二
主演のひまわりと言う映画を見た
地平線まで続くひまわり畑 あの強烈な印象はまだ鮮やかだ
デイの玄関には由紀子のひまわりのような笑顔があった。
なんでだろう
由紀子にはまだ十回も会っていない
初対面から笑顔だった
私は禿げ親爺だ
彼女は笑う必要がない
なぜだ
詮索はともかくうれしくなった
先回も書いたが日本人形みたいに前髪を切りそろえている
背は165センチくらいむだな肉はない
だから入浴介助のショートパンツ姿はすらっと伸びた足が
まぶしい
”〇〇さんいらっしゃい”
だきしめたらどんなに心地いいだろう
「きょうは病院行ってきておそくなったんだ」
”昼食まだでしょ あなたの分とってあるわ”
「ありがとう」
”でも先に入浴する?”
浴室は由紀子とふたり
スポンジは又と肛門をさりげなく洗う
二人で暮らしたらまいにち洗ってくれるだろうか
{・・・・}
身体を吹いてくるとき そっと髪に触れてみる
セクハラと騒ぐだろうか
由紀子はそしらぬ顔をしていた
 越後の女だ
彼女は黙っている わたしは満ち足りている
初恋の詩集を思い出すなんて 時代遅れだろうか
 ”まだ上げそめし前髪の林檎のもとに見えしとき”
越後のひまわり おわり  明日は鎌倉幻視に戻ります












posted by 花蓮 at 12:44| Comment(1) | 日記
この記事へのコメント
相変わらずやなあ。でもその気持ち私も持っているので理解できます。ただ口に出さないだけ。そこが昔からの陰と陽。
Posted by ツチハシ at 2020年02月20日 08:56
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: