2018年08月09日

 満洲(6) 最終回

満洲の事を書くと参考文献があと50冊は必要
そんなに深入りは出来ないので、身近な「満洲人」の
出来ごとを書いて矮小化してしまおう。
我々四人は近くの焼肉屋に行った。
満洲人の妻とハルピン出身の親友、その夫
六十歳の四人だ
ハルピンの空港に抜ける場末の道に
その女は住んでいた
夫はタクシー運転手で強盗に刺殺された。
それで人生の転機を狙って日本人と結婚したのだ
焼肉は食べ放題なのでどんどん注文する
注文掛かりは、抜け目のない中國人の彼女
妻は一歩抜けている
妻は支払い伝票をいち早く掴む
「支払いで弱みを見せられないのよ」

ある日彼女が訪ねてきて、台所で妻と話してる
「彼女お金借りにきたのよ」
主人の住宅ローンが返せないそうだ
彼女の行動は早い
翌日にはスーパーのパートの口を探してきた・
免許の無い彼女は30分歩いて決めてきた
主人は手も打たず料理酒を飲んでいる。
妻と私にも落雷が落ちた
「わたしあなたと離婚する」
理由は言わない
あとで知った事だが、経常利益3千万の中国人
屑鉄商のところへ行った
始めは故郷方正村の同級生と言っていた
満洲の同級生が日本で再会したのだ。
親友の彼女はその料理酒を飲む主人が今年
脳卒中で倒れた
早速見捨てるるだろうと思っていると
ケアマネと打ち合わせて介護施設を探した
不自由な日本語使ってトイレに手すり業者を
妻とべつなタイプの情に厚い女だった
先夫との息子、白血病と中国で診断された
息子を日本に呼び寄せるために日本語学校の
入学金150万を用立てた。
爪に火を灯すようにして貯めた金だろう。
そして予想外の事が起こった
息子には付き合っている彼女がいた
白血病と知ったとたん逃げると思った
が寄り添うのだ。
予想外の中国人、この母にして この嫁あり
99億の悪辣人種 千人の善人
(満洲 終わり)
posted by 花蓮 at 18:39| Comment(0) | 日記
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