2017年06月07日

五十年目の出逢い

むかしむかし わたしが青年だった頃
品川区大崎の母の親友の家で彼女に逢った。
昭和39年 立教大学の一年
毎日腹を空かしていたので、食事を期待して
「省線」に乗って大崎駅に行った
おそらく鉄道省のなごりでそういう言い方が混在
していたのだと思う。
当時大崎駅裏は工場地帯、明電舎ソニーの工場があった
その家はソニーのすぐ隣、吹けば飛ぶような家だった。
彼女はその叔母さんの兄の娘
五十年前を鮮やかに思い出す
二階の居間で会った、昨日でんわで聞くと五歳した
という。
セーラー服が眩しかった。
その彼女は今まで独身
昨日何べんも言った
「二階で会った時の写真まだもってますよ」
紅顔可憐の美少年だった「私」
いま会ったら禿げあたまでびっくりするだろう。
今 大崎は激変した 明電舎ソニーの工場跡は(ビル群
山の手線はかわらないが、道路が拡幅になって
かつての家はマンション
独身の彼女は叔母の介護でマンションに移ってきた。
五十年目の出会いはどうなるでしょう

posted by 花蓮 at 08:19| Comment(0) | 日記
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