2009年04月20日

NHK土曜ドラマ

1 NHK土曜ドラマ「遥かなる絆」を妻と見ました。
あす妻は結婚男性を連れて中国に旅立ちます。
ふとドラマの予告編を見ると、前に書評で読んだ記憶がよみがえりました。

 中国残留孤児の主人公の父が終戦後満州にとり残されて、辛酸をなめた記憶をドキュメンタリー風にドラマにしたものでした。
主人公の娘は父の過去に引かれて、長春大学に留学します。
父が育った黒龍江省の牡丹江という町に行きます。
今は250万の大都会です。
妻と出会う数年前 私はある女性と知り合いになりました。
その娘は6時間も掛けて「牡丹江」から来たと筆談で言ったのです。
 中朝国境に近く朝鮮族が多く住む街です。

話を戻して 昭和二十年八月ソ連は条約を破って突然二百万の大軍で満州に侵攻しました。
 関東軍八十万はすでに南方に転戦しており、防ぐ間もなく入植日本人は難民になりました。 日本に来る中国花嫁の九割は開拓団の本部があった「方正県」の出身です。
満蒙開拓団の絆が無くては今の国際結婚は成り立たなかったのです。
            
日本人は勘違いしてるのです。
方正県から100キロ離れた妻の故郷では誰も「日本人」と結婚しません。
だれでも日本人と結婚すると見下してはとんでもない間違いになるのです。        
時は十月満州の秋は短くすでにマイナス10度に下がり、一万5千人が病気・餓死などで亡くなりました。
方正県には大きな土饅頭型の合葬墓があり、お参りしてきました。
主人公の父は中国人の母に拾われたのです。
ハルビン市の北の大地「方正県」では だれもが知って語り継がれた難民の物語です。
妻の子供の頃と たいして違わない農村風景がドラマに出てきます。
妻も私もティシュで涙を拭きながらみました。
まだあと4回連続です。 
「来週 君は主人公の故郷に居て 続きはみれないなあ」
 「私 見に帰ってくる」 
私はこのドラマのように満州と深い関係を持ったのだと、妻の寝顔を眺めました。

写真:昔の中国絵葉書から               

posted by 花蓮 at 09:29 | TrackBack(0) | 日中テレビ感想
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