2016年04月27日

高遠の旅 2

昨日に引き続き、もう少し高遠について書きたい

高遠の地名を見た時、懐かしいと思った

何処だろう

いつかは行って見たい

それが偶然叶なった。

諏訪大社何べんも行った

前宮の事である

その名の通り、戦国以前の諏訪大社が

あった跡地である

今の本宮は妙な形をしている

この事について書き始めると「高遠」に

進めないのでいずれの機会にゆずる

前宮の西に山に登る道がある

「杖突峠」と言う洒落た名前の街道があり

標識にはこの先「高遠」とある。

頂上には「峠の茶屋」があった

この道を下れば「高遠」に行くのか

茶屋には白いとっくりのセーターを着た美しい娘が店番

 街道には大山桜の老木があって白い花を付けていた

二十年まえの春の一日

高遠はいずれと思って引き返した

高遠城の桜は「血染めの桜」と言って

一段と美しいらしい

武田勝頼の弟の仁科信盛以下三千の

将士が討ち死にして、櫻がその血を吸ったから

だと云われている。

梶井基次郎の小説「桜の樹の下には」

から引用すると

「桜の樹の下には屍体が埋まっている

桜の花があんなに見事に咲くなんて

信じられ事じゃないか、(中略)

この爛漫と咲き乱れる桜の樹の下

一つ一つ屍体が埋まっていると想像して見るがいい・・・

私は静寂と静まりかえった高遠城址で

死んでいった武士たちの事を考えていた

下り道に煉瓦の門柱がぽつんと立っていた

明治期あった女学校の跡という

彼方に見えるアルプス 「青い山脈の」風景だ

主人公の「新子」が

自転車に乗って現れそうだった

武田が滅びた後の城主は保科と云った

江戸初期の老中 保科正之(松平)の

始祖である

将軍秀忠の妾腹の子、

秀忠は妻を恐れて 高遠の保科氏に預けた

保科は将軍に恐れ入って、自分の家を

彼に譲った。

後の会津藩になる

高遠藩の大出世だ

(高遠の巻 一応終わり)

 

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2016年04月26日

やまと心と人問わば・・

 敷島の大和こころと人問わば

旭日に にほふ 山桜花かな

 

我が家の庭の山桜が 今年も満開になった

葉っぱと花が一緒に出る

例年ゴールデンゥィークの頃

染井吉野に遅れて咲く

今年は足が悪くて 何処にも出かけない

デスクから じっと眺めている

もう花びらが散りはじめている。

無風の今日

本居宣長の有名な句である

染井吉野程の派手さはないが

むかし高速を信州の方に走ると

山肌のところどころに白い花が咲く

諏訪から名古屋方面に分岐すると

高遠の標識が見えた

以前から高遠に興味があったので

突然ハンドルを切った

小さな町の突き当りに小高い

丘があった

ここが織田軍5万を引き受けて

武田唯一の戦いをした「高遠城祉」である

駐車場から山頂に登って行くと

山櫻が満開だった

高速の向うには中央アルプスが

青いに映えている

武田勝頼の弟、仁科信盛が眺めた

同じ信州の山々だ

大手門の跡で

彼が腹を切って内臓を

織田軍に投げつけたと言う

そんな故事に思いを馳せながら

高遠の城址にたたずんだ

GWと山櫻

 

 

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2016年04月20日

益荒男のたばさむ征矢の〜♪

今日ローカルTVを見ていたら

卒業した高校の応援歌練習の

風景を放映していた。

TVディレクターの中に卒業生がいたのだろう

そういえば体育祭が近いのかもしれない

一年から三年生まで同じ組が縦に連合を

組み、劇みたいな事をやる

たまたま一年の時しか体育祭は無かった

いまから思うと二年の時新潟地震があって

以降は中止になったのだと思う

劇の内容は「アラモノの砦」だった。

右も左も分らない俺たちには

メキシコ兵の役が振り当てられた

〜♪ 我らはメキシコ兵〜♪

この応援歌が今脳天に突き上げてくる

恐ろしいものだ

これを作詞作曲した三年生がいたのだ

いまこの歳になって

カリフォルニアの領有をメキシコと

争った事を知った

私がいた連合の誰がこのテーマを

決め、采配を振ったのだろう

脅威的知性の三年生がいたもんだ

<潟でボートに乗った初恋の彼女

はこの時は入学していない

数年間は地震の影響で体育祭は

中止になったはずだ

彼女はこの応援歌を知らない

かも知れない。

♫〜益荒男のたばさむ征矢の〜♪

夕方のTVで五十年前が流れた

 

 

posted by 花蓮 at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記