「あなた70になったらどうするの?」
妻が聞いてくる
結婚したては50の声を聞いていた
しかし今は60の期間はあっという間に過ぎ
70の心配をしている
この歳という万人が避けられない問題
を考えていた。
それで昔読んだ本を引っ張り出した。
アラン・デービスと言う八十年位前の人だ
「タイム・スペース・サーカムスタンス」(日本教文社・日本タイトル「人間とは何か」)
と言う原題だ。
「時間・空間・環境」と訳すのであろうか、
3年置きにくらいに、気になって引っ張り出すので
真っ黒になっている。
”時間を越える法”が書いてある。
正に「時間」こそ苦しみの基である。
もう一つ今アメリカで、ベストセラーになっている
ドイツ系アメリカ人のエックハルト・トールという人の本が
徳間書店の「5次元文庫」から刊行されている。
「時間は幻想である」と言っている
どうも「この世の中」には「今しかない」
物理的に。というのだ。
(you tubeのエックハルト・トールを参照下さい。)
これを詰めるしかない と思うようになった。
昨日午前中にあまり寒いので風呂に入った。
友人と11時に会う約束していた
風呂桶の中で10時半、携帯が鳴ったのが聞こえた。
もう友人と判っていたので放っておいた。
風呂から出て、ズボンのポケットを探るが
携帯が無い。
確かに鳴ったのに変だなと思って
風呂から出て階下に来ると
事務所の充電器に携帯は差さっていた。
着信歴をを見ると、10時半に友人から
掛かっていた。
「早く着いたので、玄関の外で待ってるよ」
というものだった。(想定の範囲である)
風呂場から事務所の電話は
絶対に聞こえないのだ。