2013年07月28日

短編 鎌倉狐の夢 第1章 湘南モノレール 続編(2)

秀雄はセミナーが終わって1週間は頭がぼうっとしてしてしまった。

何しろ今まで自分が生きて来た十年分が三日間に詰まっていたからだ。

人の表面しか見ていなかったかを思い知って、個別訪問でドアを開けて

もらえなくても<それがどうした>と思うようになったら

藤沢の街が輝いて見えた。

翌週になった水曜日 携帯が鳴った

「もしもし」

懐かしいあの声だ

「和子ですけど そのご調子どう?」

「快調かな  和子は」

アメリカ流のセミナーは名前を呼び合う

「私も まあまあかな」

「牛みたいに はんすうしてるの 痛みが取れてきたみたい」

明るいトーンに秀雄は安心した。

「ロイヤルホストで会おうか」

「うん いいよ」

「明日会社が終わる6時頃ね」

「おっけェ〜」

初めてのボーナス15万で買ったミニクーパーで

鎌倉山の谷に向った。

モノレールなら一駅だけど、食事の後ドライブしようと思ったからだ

腰越の海岸国道を左に曲がり十分くらいすると

ロイヤルホストが見えてくる

実は会社の住宅地図でビックリしたのは

和子の家は鎌倉山の頂上付近の千坪もあろうかと

いう別荘地だったのだ。

その辺は何回もドライブした事があった

中腹の曲がり道に大きな冠木門の料亭「鎌倉山」

が見えてくると、そこから細い枝道があり地元の

人しか行かない行き止まり道。

料亭「鎌倉山」はローストビーフが有名で

ランチでも小一万もするので入った事は無い。

和子の敷地は道路から山になっていて、建物は全然見えない。

秀雄は以前迷い込んでバックした記憶があった。

あの屋敷のお嬢さんか

でも 父は性に倒錯した男なのだ

秀雄は下がってくる車が見える窓際に座って、道を見続けた。

posted by 花蓮 at 16:08 | TrackBack(0) | 考えること

短編 鎌倉狐の夢 第1章 湘南モノレール 続編

秀雄はセミナーが終わって一週間は

 

<突然ですが 脱線 !! 山一同期会の幹事からメール>

早稲田が全寮制の高校を唐津に作ったという。

自分がもう一度生まれ変わったら 唐津で学生生活を

送りたいと猛烈に思ったのだ。 衝動だ”。

山一44年同期会の皆様<o:p></o:p>

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暑中お見舞い申し上げます。<o:p></o:p>

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今年も全国高校野球の季節がやってきました。<o:p></o:p>

暑い夏は冷房の効いた部屋での観戦が一番です。<o:p></o:p>

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私の故郷の佐賀では<o:p></o:p>

早稲田大学が創立者・大隈重信候の出身地である佐賀県に念願の早稲田大学の付属高校をと呼びかけ<o:p></o:p>

3年前についに創設しました。これが静かな隠れたブームを呼び、全寮制であるの同時に遊び場が<o:p></o:p>

ない田舎の佐賀県であるため、「勉強するか・・」「運動するか」しか、何にもない場所のため、<o:p></o:p>

誘惑の多い東京の早稲田の付属高校へやるより、遊び場のない佐賀の早稲田高校へやった方が<o:p></o:p>

との親心からか、全国から優秀な生徒が集まってきています。<o:p></o:p>

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場所は佐賀でも西の田舎の人が少ない唐津市ですが、万葉集にも謳われた風光明媚な歴史的な場所です。<o:p></o:p>

中国のいにしえの唐の都との交流から「唐への港」という地名から唐津となった所です。<o:p></o:p>

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スポーツでも高校野球では<o:p></o:p>

創部3年で夏の高校野球佐賀県予選では決勝まで行き、延長12回で惜敗しました。<o:p></o:p>

早稲田佐賀高校は中学・高校の一貫教育です。<o:p></o:p>

全員早稲田に進学できるそうです。早稲田大学進学の穴場高校です。<o:p></o:p>

お孫さんがいらっしゃる方には推薦します。<o:p></o:p>

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さすがに早稲田は狙うのが上手い! 何にもない佐賀での人材育成とはね! 考えたね! <o:p></o:p>

明治維新の大勲、江藤新平、副島種臣、大隈重信に続けと若者教育が佐賀で始まりました。<o:p></o:p>

将来は鹿児島のラサールか佐賀の早稲田かとなりそうです。<o:p></o:p>

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私の佐賀の実家は今300坪の空き家なので生徒に無料で貸し出そうと考えていますがどうですかね?<o:p></o:p>

全寮制では無理ですかね・・・進学を予定される親御さんには6年間無料で貸しますのでご連絡を下さい。<o:p></o:p>

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馬場祐次郎<o:p></o:p>

posted by 花蓮 at 09:43 | TrackBack(0) | 浮き草

2013年07月27日

夏が来れば

夕方短編を書いていると 蝉が初めて鳴いた。

7年の地中生活から初めて地上に出てきたのだろう

私が五十代の頃 命を受けた蝉だ

夏がやって来た 〜夏が来れば思いだす 遥かな尾瀬〜

夏といえば 一番心に残るのは学生時代の信州だ

この短編にも 登場させよう

秀雄と和子が蓼科から小諸へ行く

楽しいぞ

posted by 花蓮 at 06:02 | TrackBack(0) | 旅行