このところ寒波が居座って今週も日中でも氷が溶けない日が続いています
こんな道が悪い中 近くの山の日帰り温泉に行ってきました
日帰り温泉が気に入ってまた近所の中国人花嫁が誘って来たのです
旦那同士だと10分に一回くらいしか喋りません
無口な60歳で,あと五年働くとか
ただお互いに<女房に引きずられて>いる立場は変わらないようです
「私たち女は 化粧品を買って行くから 車でまってて」
我々男はただジッと車でまってます
彼は難しい人らしく他の知り合いだと全く口を利かないんだそうです
奥さんが右と言えば右
しかし数年前の結婚当初は奥さんが泣いて相談に来る事もシバシバ
「主人が帰れと言ったのよ」
「そうヒドイ人ね」 妻が聞き役でした
ところが数年で立場逆転 やはり相性が良かったのでしょうか
奥さんを失いたくないという 老人のあせりが伝わってきます
難しい老人?の ◎◎玉をつかんだのです
まあそれは私も人の事を言える立場じゃありませんが
*
車は越後平野を一望する 温泉に着きました
「や〜 気持が良いですね」
「ほんに」
天然温泉の湯が 身体の芯から温めてくれます
「女房たちは 我々が死んでもまだまだ生きていますよね」
「うんだ」
会話が続きません でも満足している気持は伝わってきます
「年金もらって せいぜい長生きしましょ」
「うんだ うんだ」