18日に宮城県にやって来た<美人妻>から 電話が掛かってきました
「ここは 震災の町で日本語学校がない わたし日本語習いたい」
わたしの妻と話してました
結婚した青年は20年間 同じ床屋さんに勤務した真面目青年です
しかし なにせ20年間 給料が18万で上がらないのです
「もう40歳だよ あと10年しかないよ 東京に出て給料を上げなさい」
東京のAさんは一昨年中国人の奥さんをもらいました
そのAさんが同情して「私の家に住んでいいよ 無料で」
住居の提供を申し出たのです。
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私の人生でAさんのような金の絡まない「情」の親切は初めてです
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「住むところはとりあえず確保したから 東京へ移りなさい
宮城県はあんたの身寄りもない町なんだから」
「実は怖いんです 就職口があるかどうか 探してくれませんか」
「ばかやろう これから二人だけで生きていくんだぞ
自分で切り開かなくてどうする 妻に見捨てられるぞ 女は鋭いんだから」
「俺はいつまでも 居ないんだ」
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と強く言ってやりました。 ほんとに人生一人で立たなければ困ります
とは言ったものの 東京の友人に頼んで「理容師」の就職口探しています
彼は20年 同じ職場で働いた<愚直>な信用できる男だったからです
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読者の皆様にお願いがあります
被災地の40歳青年が関東地方で<床屋>の就職口を捜しています
もしお知り合いで<口>があるよという事であれば御紹介下さい。
(わたしも頭を刈ってもらいまいした 腕は確かのようです)