2010年10月24日

和食や

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きのうの土曜日妻を買い物に行ったついでに和食を食べました

実は妻の中華料理に飽きていたのです
そんな事はおくびにも出さず 「ご飯食べていくか」 「うんいくいく」
良く行く和食屋に寄りました
私は日本海太巻き 妻は海老フライ定食です
何でも油の中華に比べて 寿司は身体を生き返らせます

入り口には「中落ち定食」700円を出ています
昼時でサラリーマンが大勢入ってきます
彼等は靴を脱いで小上がりに座ります
中落ち定食らしきものが運ばれ行くの良く見ると
マグロのバラ身とてんぷらが乗っています

「あれにすれば良かったかな」

若いサラリーマン達は靴を揃えています
「この辺が中国と違う 礼儀正しいところだよな」
「わかってる 言わないでよ」
「何で 靴なんて写真撮るの?」
「明日のブログに載せようと思ってさ」
「精神病」

日本の礼儀はまだ残っていたのだ
若いサラリーマン達 頑張ってね

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posted by 花蓮 at 09:19 | TrackBack(0) | 日々の出来事

2010年10月20日

北国の使い

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今朝は白鳥の鳴き声で目が覚めました

毎年10月になると白鳥は目の前の湖に来ているのです

それぞれグループがあって 連絡を取り合っているようです
ある時10羽くらいのグループが激しく鳴いて「飛び立つぞ〜」
と言っています

みんな飛び立ったあとぼんやりしていた1羽が取り残されました
あわてて反対方向に飛んで行ったのです
「あれ 違うぞ」 と思っていると 引き返してあとを追って行きました
会えたでしょうか

白鳥の故郷 ロシア 

中国へ行くとロシアのニュースが日本の何倍もあります
ある時 メドベーチェフが写っていました
何千という兵士の前で演説しています
「ロシアは偉大な国 みんな希望を持って頑張れ」とでも言っているのでしょう
日本ではほとんど放送される事のない影像です
これを見ていて<北方領土は帰ってこないぞ!>と思ったのです
若く やる気満々 生気に満ちた顔は 羨ましい指導者でした

それに引き換え日本は”しなびた”人参みたいな顔です
ロシアの権力闘争を勝ち抜いてきた精悍な目がキラキラした
プロとは比べ物になりません
ロシア帝国の指導者の顔でした 日本で対抗できるのは
<前原龍馬>くらいでしょう

白鳥はこんな国境を平気で越えて 今年も越後にやってきました
VIZAもいらない自由な空です
北国の使者 いらっしゃい

posted by 花蓮 at 08:51 | TrackBack(0) | 日記

2010年10月17日

龍馬の暗転

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先週で<龍馬伝>がクランクアップしたと載っていました
なんだか寂しいですね
いまも何処かに行けば 福山龍馬がいるような気がして心の拠り所
になっていたのですが・・・
昨日図書館で 龍馬の妻 お龍の小説を見ました
内容は龍馬が死んだのち だんだん苦労して転落していく人生が
書いてあって思わず閉じてしまいました。
金銭の苦労です
土佐の龍馬の実家に行きましたが、数ヶ月で出て行きました
海援隊の縁を頼って上京しますが語るも涙の物語です

今でこそ坂本龍馬は国民的ヒーローですが、これは明治になって
彼の自伝が新聞に連載されたからです
そうでなければ同じ維新の志士と同じように埋もれてしまったでしょう
死んだ人はいっぱいいるのです

今に置き換えてみましょう
むかし世話にになった人の女房が訪ねてきます
お金の無心をしたとしてもこちらも生活いっぱい
自分の女房もいます
助けたくても限度があります
彼女は飲んだくれて 横須賀の裏長屋で「龍馬の妻だ」と
事あるごとに言い 後の亭主を罵倒して死にます

あまり気持良くない話ですね
龍馬が国の事を思って<船中八策>を練っていた崇高な理想と
心ざし半ばで倒れた事は お龍の人生を暗転させ
対比があまりも生々しいではありませんか

 

posted by 花蓮 at 08:19 | TrackBack(0) | 考えること