2007年07月31日

混在するエゴとコミュニティー

Dsc02711thumb1 Dsc02685thumb1_1  中国の旅で一番感じるのは公共のマナーの悪さでしょう。前を歩いていた青年が飲み終わったペットボトルをポィと捨てました。アイスの袋をどうするかなと見ていると全く無意識にその場に落とします。どうしようかなという意識は全然ないようです。長距離列車に乗るときは狭い入り口にわれ先に殺到します。座席は一人でも荷物を置いて横になり二人分確保しています。車掌が30分おきに足を上げさせて座席の下を掃除にくるとそのあと客はかまわず下へ捨てます。結果として終着駅ではきれいな床でした。タクシーは0.1秒の差をぬってすこしでも前へ前へ、わたしも思わず"そこへ割り込め"遅い車がいると"何してるんだと"と心の中で叫んでしまいます。歩道は痰のしみがいっぱい、吐く前のうなり声が聞こえるとしぶきが掛からないように自分の速度を調整します。こんなことを羅列すると嫌悪を感じるかもしれませんが、私は案外寛容に受け止めています。いいじゃないの!って感じかな。スウェーデン(行ったことがない)とどちらがいいと聞かれれば中国。

朝の公園は別人の国です、鳥かごを持った人が木陰に集まって鳴き声を比べています。いい大人が二十人も輪になってバレーボール、時々強いアタック、あっと思うと上手にレシーブ。筋肉派は別の木陰でダンベルの競い合い。薙刀を振り回して時代劇の世界にいる人達。50人くらい夫人達は軽快な踊り、背の曲がった老婦や豊胸腰のくびれた美人までみんな楽しそう。はげたオジサンがローラースケート。日本の朝は忙しそうなのにこの余裕はなんだろうと見ていますがどんなに考えてもはわかりません。私が踊りの輪に入ってもだれも不思議がらないでしょう。エゴが無くなった朝の人達、考えないで踊ろうか!*写真:鳥かごを持ち寄って鳴き比べ:太極拳*

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2007年07月29日

眠れる獅子よみがえる

Dsc02715thumb1 中国と付き合うようになって様々な事を知りました。歴史家が21世紀を書くなら「眠れる獅子よみがえる世紀」と書くでしょう。殷、周、秦、漢と、このところ閑にまかせて県立図書館で中国歴史書を読み漁っています。清朝滅亡以来の混乱を乗り切って一つ歴史が復活してきたのでしょう。年率11%の経済成長率は街を歩いていて感じます。訪問するたびに新しく変わっているのです。農村のインフラ整備は遅れていますが、均等にはむずかしいでしょう。でも世界から投資された資金がいずれ地下水のようにじわじわ浸透していっています。その証拠を田舎の街ででも見かけます。一番良かったのは現政権がアメリカの支配下に無いことだと思います。なんでも自国で決められるわけです。旅客機を自前で開発したと新聞が報じていましたが、これなどは今世紀を牽引するでしょう。日本の航空機産業が巧妙にアメリカの下請けに組み込まれて自立できなくなってしまったのと比べて立派です。私はいま中国の近代勃興期に生きているのだ認識しています。獅子がムクット首を起こしたのです。大借金の日本が放蕩の末、最貧国になる歴史は見たくないものです。1ユーロ160円。これがタイタニックの前兆か、沈没しませんように!だだひたすら南無阿弥陀仏

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中国の郵便局で働いた

7月26日、半日ハルビン郵便局で箱詰め作業をするはめになったのです。ちょっといっぱい品物を仕入れてしまい、郵便局の宅配便を使いました。軽貨物トラックを手配して荷物を載せて郵便局まで配達を頼み、私と妻はタクシーで一足先に。途中妻が度々後ろを振り返るので聞くと、軽トラックが逃げることもあるので心配だと言うのです。え、そんなことと思いましたが私も急に心配に、タクシーは中国流に反対車線も走る神風運転で早く着いたのですが、トラックはなかなか来ないのです。10分程遅れて着いた時、その運転手に「すみませんでした疑って」と心の中で誤りました。荷物の大きさと量が規定を超えてたらしく、妻と局員がなにやら大声で交渉30分、こちらはただうろうろするばかり。課長らしき人が私に話しかけるので、「分からない」と日本語で答えると中国人と思ってたらしく表情に出してビックリしてました。結局、郵便局規定の箱に詰めなおし、先方女性ばかり8人、こちら5人で箱つくりから始まったのです。私がデスクに座って宛名書き、隣の女性がPCに入力作業。なんだか変な日本人がいっぱいの荷物を宅配所に持ち込んだみたいで、イレギュラーな作業をさせているのを感じて恐縮しました。日本の郵便局なら断わられるし、外人が一緒に作業なんて出来ないだろうななんて思い感謝、帰る時は警備が厳重な鉄扉を開けてくれました。外はすでに夕日が差してました。郵便局の皆さん、運転手さんありがとう。

posted by 花蓮 at 11:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記